ケンタッキーは国産ハーブ鶏?美味しさの秘密と産地の真実を調査

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ケンタッキーフライドチキンを無性に食べたくなる瞬間ってありますよね。私もその一人ですが、ふとチキンを頬張りながら「このお肉って国産なのかな?」とか、「ハーブ鶏って聞いたことあるけど、スパイスのこととは違うの?」と疑問に思うことはありませんか?

特に小さなお子さんがいるご家庭や、食の安全にこだわりたい方にとっては、産地や品質はとても重要な情報ですよね。また、どうせ食べるならカロリーや栄養のことも頭に入れつつ、少しでも美味しく、そしてお得に楽しみたいものです。

そこで今回は、ハンバーガーやファストフードを食べ歩いている私「まー」が、ケンタッキーの鶏肉に関する疑問を徹底的にリサーチしました。意外と知られていない「ハーブ鶏」の正体や、部位ごとの産地の違い、さらには冷めても美味しく食べる裏技まで、詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、以下の点について詳しく理解できるようになります。

  • ケンタッキーで使用されている鶏肉が国産ハーブ鶏なのかという真実
  • オリジナルチキンとそれ以外のメニューにおける産地の違い
  • ハーブ飼育された鶏肉がケンタッキーの味に合う理由と安全性
  • 美味しく食べるための部位の選び方や冷めた時の温め直しテクニック
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ケンタッキーの国産ハーブ鶏に関する産地の真実

まずは皆さんが一番気になっているであろう、お肉そのものの正体について迫っていきたいと思います。ケンタッキーといえば「秘伝のスパイス」が有名ですが、その土台となる鶏肉については、意外と詳しく知られていないことが多いんですよね。私が調べた情報をもとに、産地や種類の真実を整理してみました。

オリジナルチキンの産地はどこ

結論:オリジナルチキンは100%国産です」という文字と、北海道から沖縄まで全国約200箇所の登録農場があることを示すKFC登録飼育農場マーク。

結論から言うと、ケンタッキーの看板商品である「オリジナルチキン」に使用されている鶏肉は、100%国内産です。これ、コスト管理が厳しいファストフードチェーン業界においては、かなり驚異的なこだわりではないでしょうか。

「国産と言っても、一部だけでしょ?」と疑う方もいるかもしれませんが、オリジナルチキンに関しては例外なく日本国内で育てられています。北は北海道から南は沖縄まで、全国に約200カ所ある「KFC登録飼育農場」から、その地域の店舗へ新鮮な鶏肉が供給されているのです。

厳しい基準をクリアした「登録飼育農場」

ケンタッキーが契約しているのは、単なる養鶏場ではありません。KFC独自の厳しい基準「KFC登録飼育農場基準」をクリアした生産者だけが、オリジナルチキンの原料を育てることができます。

ここでは、単に鶏を育てるだけでなく、以下のような徹底した管理が行われています。

  • 飼育環境の管理: 温度や換気など、鶏がストレスなく過ごせる環境を維持。
  • 飼育日誌の記録: 日々の健康状態やエサの内容を細かく記録。
  • 定期的な検査: 残留農薬や抗生物質の検査などを定期的に実施し、安全性を担保。

このように、生産者の顔が見える関係性を築いているからこそ、私たちは安心して「国産」のチキンを頬張ることができるわけですね。

レシートやスマホで産地が分かる「トレーサビリティ」

ケンタッキーの凄さは、その「透明性」にもあります。お店でチキンを買ったとき、ぜひレシートや店内の掲示板をチェックしてみてください。

産地確認の3つのポイント

  • 店内のブラックボード: レジ横や入り口付近に「本日のチキンは〇〇県産です」と手書きで掲示されています。
  • レシートの印字: 購入後のレシート下部に、産地情報が記載されている場合があります。
  • 公式サイトで検索: KFC公式サイトの「産地情報」ページでは、都道府県と店舗を選択するだけで、その日使われているチキンの産地を検索可能です。

このように、「いつ・どこで・誰が」育てた鶏なのかを追跡できるトレーサビリティ(履歴管理システム)が完璧に構築されています。「今日食べるチキンは鹿児島県産なんだな」と分かると、なんとなく味わいも深く感じられますよね。

レシートや店内ボードでの産地確認方法と、農場から店舗へ冷凍せず「チルド配送」され、手づくり調理されるまでの流れ図。

冷凍ではなく「生」で届くからこそのジューシーさ

産地と同じくらい重要なのが、店舗への配送方法です。一般的なファストフード店では、工場で加熱調理済みの冷凍食品を店舗で温めるケースも多いですが、ケンタッキーのオリジナルチキンは違います。

登録農場で育てられた鶏肉は、カットされた後、生のまま(チルド状態)で各店舗へ配送されます。冷凍による細胞破壊がないため、お肉本来の繊維や旨味がそのまま保たれているのです。

そして、店舗には独自の認定資格「チキンスペシャリスト(ORマイスター)」を持つスタッフが在籍しています。彼らが毎日、生肉の検品から下処理、粉つけ、そして圧力釜での調理までをすべて手作業で行っています。この「100%国産の生肉」×「店舗での手づくり調理」という最強の組み合わせこそが、家庭では絶対に真似できない美味しさの秘密なんですね。

ハーブ鶏とスパイスの違いとは

ケンタッキーについて調べていると、必ずと言っていいほどぶつかる疑問があります。それが「ハーブ鶏」と「11種類のハーブ&スパイス」の混同です。

「えっ、ハーブ味だからハーブ鶏って呼ぶんじゃないの?」

「スパイスの中にハーブが入ってるから、それを使った鶏料理ってこと?」

正直なところ、私も最初は完全にそう思い込んでいました。どちらにも「ハーブ」という言葉が入っているので無理もありませんが、実はこの2つ、全く別の次元の話をしているんです。ここをクリアにすると、ケンタッキーの美味しさの設計図が見えてきます。

スパイスは「外側の魔法(味付け)」、ハーブ鶏は「内側の品質(素材)」であることを対比させた解説図。

「外側の魔法」と「内側の品質」の違い

一言で言ってしまうと、これは「調理法(味付け)」の話なのか、それとも「食材(育て方)」の話なのか、という違いです。分かりやすく対比させてみましょう。

項目 11種類のハーブ&スパイス 国産ハーブ鶏
分類 調理技術(レシピ) 素材(原材料)
役割 衣に味と香りをつける

「外側の魔法」

肉の臭みを消し旨味を作る

「内側の品質」

内容 カーネル・サンダースが開発した

門外不出の粉の配合

オレガノやタイムなどの

ハーブを食べて育った鶏

1. 11種類のハーブ&スパイス(味付け)

こちらは、創業者カーネル・サンダースが9年の歳月をかけて完成させた、世界で最も有名な極秘レシピのことです。衣(フラワー)に混ぜ込まれているもので、その配合を知っているのは世界でもごく限られた人だけ。これがケンタッキー独特の「あの香り」を作っています。

2. 国産ハーブ鶏(素材)

対してこちらは、鶏が生きている間に食べていたエサの話です。「ハーブ鶏」という品種があるわけではなく、飼料に天然ハーブを配合して育てられた鶏の総称です。

つまり、「ハーブの味がするチキン」という意味ではなく、「ハーブを食べて健康に育った、臭みのないピュアな鶏肉」を使っている、ということなんですね。

ここがポイント!

ケンタッキーのチキンは、「ハーブで味付けされた衣」を、「ハーブを食べて育った鶏肉」にまとわせて揚げている。つまり、外側と内側の両方からハーブの恩恵を受けているハイブリッドな食べ物なのです。

公式メニューに「ハーブ鶏使用」とデカデカと書かれているわけではありませんが、主要サプライヤー(ジャパンファーム等)から供給される鶏肉は、このハーブ飼育が行われているものが中心です。この「素材の良さ」があるからこそ、繊細なスパイスの香りが邪魔されず、最大限に引き立つというわけですね。

ジャパンファーム等の生産者

さて、国産であることは分かりましたが、具体的に「誰が」「どんな想いで」育てているのでしょうか。ここで登場するのが、ケンタッキーの美味しさを語る上で外せない最重要パートナー、「株式会社ジャパンファーム」です。

この会社、単なる鶏肉業者ではありません。KFCには独自の厳しい基準を設けた「認定工場」という制度があるのですが、ジャパンファームはその認定第1号。まさに、ケンタッキーと共に日本のフライドチキンの歴史を歩んできた、影の立役者と言える存在なんです。

KFC専用とも言える「ハーブ鶏」の銘柄

ジャパンファームは、岩手県の「奥州いわい」や千葉県の「房総」などに広大な農場を持っており、KFCへの供給を主力事業としています。ここで生産されているのが、一般的に「ハーブ鶏」と呼ばれる高品質な銘柄鶏です。

  • 奥州ハーブ鶏(岩手県など)
  • 房総ハーブ鶏(千葉県など)

これらの鶏は、一般的なブロイラーとは一線を画す、ある特別な「食事」を与えられて育ちます。

魔法の飼料「5種のハーブミックス」

オレガノ、タイム、ローズマリー、シナモン、とうがらしのイラストと、それらが鶏肉の臭みを消し健康を保つ効果があることを解説したスライド。

「ハーブ鶏」という名前の通り、彼らが食べている飼料には、人間が料理に使うような天然のハーブが贅沢に配合されています。具体的には、以下の5種類がブレンドされていることが多いようです。

オレガノ 強い抗菌・抗酸化作用を持ち、健康維持を助ける。
タイム 殺菌効果があり、肉の臭みを抑える効果が高い。
ローズマリー 「若返りのハーブ」とも呼ばれ、鮮度保持や抗酸化に寄与。
シナモン 血行促進や整腸作用が期待できる。
とうがらし 食欲を増進させ、新陳代謝を高める。

なぜここまでこだわる?「最高のキャンバス」を作るため

では、なぜコストをかけてまでハーブを食べさせるのでしょうか? それは、鶏肉を「スパイスの香りを邪魔しない、無垢なキャンバス」にするためです。

ハーブ飼育がもたらす2つの効果

  • 圧倒的な「臭みのなさ」:鶏肉特有の獣臭さが消え、透明感のある旨味だけが残ります。もしお肉が臭かったら、あの繊細な「11種類のハーブ&スパイス」の香りが台無しになってしまいますよね。
  • 安全性と健康:ハーブの自然な力で鶏自身の免疫力が高まるため、抗生物質などの薬剤に極力頼らない「減薬飼育」が可能になります。

さらに、ジャパンファームなどの提携生産者は、ヒナの生産から飼育、処理・加工までを一貫して行う「インテグレーション(垂直統合)」システムを採用しています。

これにより、「今日、どの農場で、何を食べて育った鶏なのか」が完全に把握された状態で出荷されます。私たちがお店で食べるあのチキンには、生産者の並々ならぬ情熱と、徹底した品質管理が詰め込まれているんですね。

ナゲットや骨なしの産地情報

オリジナルチキンなどの「国産派」メニューと、ナゲットなどの「輸入の場合あり」メニューを分類した一覧表。

ここまで「オリジナルチキンは100%国産」というお話をしてきましたが、ここで一つ重要な疑問が浮かびます。「じゃあ、お店にある他のメニューはどうなの? ポテトやナゲットも全部国産?」という点です。

実はここには少し注意が必要です。ケンタッキーの全ての鶏肉商品が国産というわけではなく、メニューの種類や加工度によって、外国産の鶏肉が使われている場合があります。

私が公式サイトや店舗情報を徹底的にリサーチして分かった、主なメニューごとの産地傾向を一覧表にまとめました。これを見れば、どれを選べばいいかが一目瞭然です。

メニューカテゴリー メニュー名 主な産地
やっぱり国産派!

(国内産を使用)

オリジナルチキン 日本

(登録飼育農場のハーブ鶏など)

骨なしケンタッキー

チキンフィレバーガー

日本

(国内産の一枚肉・胸肉を使用)

輸入の場合あり

(加工・調整品)

ナゲット 日本・タイなど
カーネルクリスピー 日本・タイなど
和風チキンカツバーガー

期間限定バーガー等

日本・タイなど

(メニューにより異なる)

(出典:日本KFCホールディングス「食の安全・安心への取り組み」

「骨なしケンタッキー」は隠れた優等生

この表で注目していただきたいのが、「骨なしケンタッキー」と「チキンフィレバーガー」は国産だという点です。

「骨なしチキンは加工肉(成型肉)だから輸入じゃないの?」と勘違いされがちなのですが、これらは国内産の鶏胸肉を一枚肉のままカットして調理しています。つまり、「骨がないから食べやすい」のに「中身はしっかり国産クオリティ」という、非常に優秀なメニューなんですね。小さなお子様や、骨の処理が苦手な方には、自信を持っておすすめできる選択肢です。

ナゲットなどが輸入(タイ産)である理由と安全性

一方で、ナゲットやクリスピー、一部の加工パティなどは、タイなどの海外協力工場で生産されたものが使われることがあります。「輸入肉」と聞くと不安に感じる方もいるかもしれませんが、KFCに関しては過度な心配は不要だと言えます。

輸入チキンが安全な理由として、世界の養鶏大国タイの高い技術と、世界共通の厳格なKFC安全基準(ISO22000等)を解説したスライド。

KFCの輸入肉が安全な理由

  • 世界の養鶏大国「タイ」:タイは鶏肉の輸出大国であり、特に日本向けの製品は非常に高度な衛生管理技術を持った工場で作られています。
  • 世界共通の厳格基準:KFCには「KFCグローバル食品安全基準」という世界共通のルールがあり、海外の工場であっても、日本の店舗と同じくISO22000などの国際規格レベルの管理が求められます。

つまり、「コストを下げるために安い肉を使っている」というよりは、「安定した品質の加工品を大量に確保するために、技術力の高い海外拠点も活用している」と捉えるのが正解です。

選び分けのまとめ

  • 「絶対に国産!」という方: オリジナルチキン、骨なしケンタッキー、チキンフィレバーガーを選びましょう。
  • 「味や食感重視」の方: ナゲットやクリスピーも、安全管理された高品質なチキンですので、安心して楽しんでください。

気になるカロリーと栄養成分

「国産ハーブ鶏を使っていて美味しいのは分かったけど、やっぱり揚げ物だしカロリーが怖い…」

その気持ち、痛いほど分かります。私も記事を書きながら、モニター越しに漂ってくる(気がする)チキンの香りと戦っていますが、健康や体型維持は気になりますよね。ただ、闇雲に我慢するのではなく、敵(カロリー)を知り、己(食べ方)を制すれば、ケンタッキーは決してダイエットの敵ではありません。

ここでは、食べる時の判断材料になる標準的な栄養データを詳しく見ていきましょう。

オリジナルチキン(1ピース平均)の栄養成分

エネルギー 218kcal
たんぱく質 16.5g
脂質 12.8g
炭水化物 9.1g
食塩相当量 1.5g

※数値はKFC公式サイトの可食部平均重量(87g)あたりの値を参照。部位や個体差により変動します。

オリジナルチキン1ピースのカロリー・タンパク質データと、一般的なハンバーガーと比較して炭水化物(糖質)が圧倒的に低いことを示すグラフ。

意外と優秀?「高タンパク・低糖質」の側面

このデータを見て、皆さんはどう感じましたか? 「うわ、脂質が高い!」と思った方もいるでしょう。確かに脂質12.8gは低くありません。

しかし、注目すべきは「炭水化物(糖質)の低さ」です。一般的なハンバーガーがバンズ(パン)を含むため炭水化物が30g〜40g程度あるのに対し、オリジナルチキンは衣だけなので約9.1gしかありません。また、1ピースで16.5gものタンパク質が摂れるため、実は「糖質制限ダイエット」や「筋トレ中」の方にとっては、優秀な食事の選択肢になり得るんです。

部位によるカロリーの「振れ幅」を知ろう

先ほどの数値はあくまで「5部位の平均値」です。実際には、食べる部位によってカロリーや脂質は大きく異なります。(※部位指定は原則不可ですが、知識として持っておくと便利です)

  • カロリー高め(サイ・腰): 脂身が多くサイズも大きいため、平均より高カロリーになりがちです。満足感は最強です。
  • カロリー低め(キール・胸): 脂身が少なく、ささみのような肉質。もし箱を開けてこれが入っていたら、ダイエット的には「当たり」と言えます。

罪悪感を消す「食べ合わせ」のテクニック

「今日はガッツリ食べたい!でも太りたくない!」というワガママな願い(私です)を叶えるために、以下の調整テクニックを駆使しましょう。

ダイエット中の賢いオーダー例

  • サイドメニューの聖域変更:セットの定番「ポテトS(約195kcal)」を「コールスローS(約92kcal)」に変更するだけで、約100kcalもカットできます。しかも野菜の酵素や食物繊維が脂の吸収を穏やかにしてくれる期待も。
  • 「骨なし」へのスイッチ:脂質が気になる場合は、胸肉を使っている「骨なしケンタッキー」を選ぶのも手です。こちらは1ピース約191kcalと、オリジナルチキンより少しヘルシーです。
  • ドリンクは「黒」か「茶」:コーラも最高に合いますが、そこをグッとこらえて「ウーロン茶」や「アイスティー(無糖)」、「ブラックコーヒー」を選びましょう。ここで糖質をゼロに抑えるのがポイントです。

部位によるカロリー差の活用や、ポテトをコールスローに、コーラをウーロン茶に変更することでカロリーと糖質をカットする具体例。

「食べてしまった…」と後悔するストレスが一番体に良くありません。「今日は美味しい国産チキンでタンパク質を補給した!」とポジティブに捉え、前後の食事で脂質を控えめにするなどバランスを取れば大丈夫です。美味しく食べて、心も体も満足させましょう。

ケンタッキーの国産ハーブ鶏をお得に味わう方法

品質へのこだわりや産地の真実が分かったところで、次は「いかにお得に、美味しく食べるか」という実践的なお話に移りたいと思います。私もよく利用する方法を含めてご紹介します。

とりの日パックで安く買う

ケンタッキーファンなら常識かもしれませんが、まだ利用したことがない方はカレンダーに赤丸をつけておいてください。毎月28日は「にわ(28)とり」の語呂合わせで、KFCにおける月イチの最強感謝デー、「とりの日」です。

この日だけ限定で販売される「とりの日パック」は、他の割引クーポンやセット商品が霞んでしまうほどの圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。国産ハーブ鶏をお腹いっぱい食べたいなら、この日を狙わない手はありません。

毎月28日限定でオリジナルチキン4とナゲット5のセットが1250円になり、通常価格より470円お得になることを強調したプライスカード風画像。

圧倒的コスパ!2025年最新版の中身をチェック

「とりの日パック」の内容は時期によってリニューアルされることがありますが、基本的には「オリジナルチキン」と「ナゲット」の黄金コンビです。最新の構成(2025年12月時点の情報)を見てみましょう。

商品内容 通常価格(積上げ) とりの日パック価格
・オリジナルチキン 4ピース

・ナゲット 5ピース

合計 1,720円相当 1,250円

計算してみると、なんと単品で買うよりも470円もお得になります。ほぼワンコイン分が浮く計算ですね。

メインのオリジナルチキンが4本も入っているので、家族4人で1本ずつ食べるもよし、2人でガッツリ2本ずつ食べるもよし。そこに、つまみやすいナゲットが5個ついてくるので、食卓の満足度が格段に上がります。

知る人ぞ知る「追加サイド」の裏技

実は「とりの日パック」には、購入者だけが使える隠れた特典があります。それが「追加サイドメニューの割引」です。

パックと一緒に注文する場合に限り、ポテトやビスケットなどの対象サイドメニューを、通常より安く(例:2個で390円など)追加できるケースが多いのです。「チキン4本じゃちょっと足りないかも…」という時は、このシステムを使って賢くボリュームアップするのが「まー」流の攻略法です。

絶対に失敗しないための3つの注意点

あまりにお得なため、28日の夕方は店舗に行列ができることもしばしば。スムーズに購入するために、以下のルールを覚えておきましょう。

会員ランク(ブロンズ〜プラチナ)の盾のイラストと、店頭用・ネットオーダー用・デリバリー用クーポンの違いを注意喚起する図。

購入時の注意リスト

  • デリバリーは対象外:残念ながらUber Eatsや出前館などのデリバリーでは注文できません。「とりの日パック」は店頭購入(持ち帰り)限定のサービスです。
  • ネットオーダーを活用せよ:当日はレジが混み合います。スマホから「KFCネットオーダー」で持ち帰り予約をしておけば、指定した時間にお店に行くだけでサッと受け取れます。これ、本当に待ち時間がゼロになるのでおすすめです。
  • 販売期間は1日だけ:28日の営業時間内のみの販売です。日付が変わるとメニューから消えてしまうのでご注意を。

アプリクーポンの賢い使い方

「28日まで待てない!今すぐケンタッキーの口になってしまった!」

そんな衝動に駆られた時、定価で買う前に必ずチェックしてほしいのが「KFC公式アプリ」です。紙のクーポンを持ち歩く時代は終わり、今はスマホ一つでスマートにお得を手に入れる時代。私も注文前には必ずアプリを開いて、使えるクーポンがないか宝探しをするのが習慣になっています。

育ててお得!「チキンマイル」の仕組み

KFCアプリには、ただクーポンが表示されるだけでなく、使えば使うほどお得になる「チキンマイル(KFCマイレージプログラム)」という制度があります。

お会計時に会員証コードを提示すると、以下のルールでマイルが貯まっていきます。

  • 購入マイル: お支払い金額250円(税込)ごとに100マイル
  • 来店マイル: 1日1回のお会計で100マイル(※1日1回まで)

このマイルが一定数貯まると、会員ステージが「レギュラー」から「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」、そして「プラチナ」へとランクアップします。ランクが上がると何が良いのかというと、そのステージ会員限定の「スペシャルクーポン」が配信されるようになるんです。

例えば、通常クーポンにはない「サイドメニューの無料券」や「特別価格のセット」などが登場することも。私はプラチナステージを維持しているのですが、この優越感とお得感は一度味わうと手放せません。

意外な落とし穴!「3つのクーポン」の違い

アプリを使う上で、最も注意が必要なのが「クーポンの種類」です。実は、クーポンには明確な利用シーンの違いがあり、これを混同すると「レジで使えなかった…」という悲劇が起きてしまいます。

必ず確認!クーポンの適用マーク

  • 【店頭用】クーポン:お店のレジで店員さんに見せるタイプです。クーポン番号(例:123番など)を伝えるだけで適用されます。ドライブスルーでも番号を言えばOKです。
  • 【ネットオーダー用】クーポン:スマホから事前注文・決済をする時だけ選択できるタイプです。店頭のレジで見せても使えない場合が多いので注意が必要です。
  • 【デリバリー用】クーポン:KFC独自の宅配サービスを利用する時専用です。商品価格自体がデリバリー価格になっているため、店頭用とは割引率が異なります。

特に最近増えているのが、「ネットオーダー限定の超特価クーポン」です。お店に着いてから「これ下さい」と画面を見せても、「すみません、それはネット注文限定でして…」と断られてしまうケースがあります。

賢い使い方は、まず「店舗検索」で利用するお店を選び、その店舗で使えるクーポン一覧を表示させること。そして、レジに並ぶ前に「店頭で使うか、ネットで予約してしまうか」を決めておくことです。このひと手間で、数百円の差が出ることも珍しくありませんよ。

部位ごとの特徴と味の選び方

「箱を開けたら、どの部位が入っているかな?」

このワクワク感も、ケンタッキーならではの楽しみの一つですよね。でも、実はオリジナルチキンの部位には、それぞれ全く異なる個性があることをご存じでしょうか。

ケンタッキーでは、国内産のハーブ鶏などを「まるごと一羽」店舗へ仕入れ、お店の中で独自の「9ピースカット」という方法で切り分けています。だからこそ、以下の5つの部位が生まれ、それぞれに違った食感や美味しさが宿るのです。

全5部位の完全ガイド

羽のイラストに、キール(胸)、ウイング(手羽)、リブ(あばら)、サイ(腰)、ドラム(脚)の場所を示した解体図。

部位ごとの特徴を知っておくと、「お、今日はリブか!旨味が強いやつだな」と、食べる時の解像度がグッと上がります。それぞれの特徴を深掘りしてみましょう。

部位名 別名・場所 マニアが語る特徴と味わい
キール

(Keel)

【さっぱり・ヘルシー派の代表】

脂身が少なく、パサつきがちと思われがちですが、実はしっとりとしていて肉の繊維が細かいのが特徴。軟骨(やげん)がついており、コリコリとした食感も楽しめます。衣の味が一番ダイレクトに感じられる部位でもあります。

リブ あばら

(Rib)

【通が愛する旨味の宝庫】

小骨が多くて「食べにくい」と敬遠されがちですが、骨の周りのお肉こそが一番美味しいんです。脂身と赤身のバランスが絶妙で、噛むほどに鶏肉のコクが溢れ出します。「一番好き」というファンが多い隠れた人気部位。

ウイング 手羽

(Wing)

【濃厚コラーゲン&ゼラチン質】

サイズは5つの中で最小ですが、よく動く翼の部分なので味が濃厚。皮のパリパリ感と、関節周りのとろっとしたコラーゲン質の旨味がたまりません。おつまみ感覚で食べられる部位です。

ドラム

(Drum)

【王道の食べやすさとジューシーさ】

「チキンといえばこれ!」という骨付き肉の代表格。持ちやすく、太い骨が一本あるだけなのでお子様でも簡単に食べられます。程よい弾力と脂身があり、誰にでも愛される優等生です。

サイ

(Thigh)

【圧倒的ボリュームと脂の甘み】

三角形の大きなお肉。5部位の中で最もサイズが大きく、脂身もたっぷり乗っています。「今日はガッツリ肉を食らいたい!」という時の満足度はNo.1。肉汁が溢れるので、洋服に垂らさないよう注意が必要です。

「さっぱりヘルシー派」のキールから「圧倒的ボリューム」のサイまで、各部位の味の特徴を一言でまとめた解説スライド。

「部位指定」はできるの?その真実

これだけ特徴が違うと、「好きな部位だけ食べたい!」と思いますよね。よくネット上では「部位指定の裏技」などが紹介されていますが、実際のところどうなのでしょうか。

結論としては、「原則として部位の指定はできない」というのが公式のルールです。

なぜ選べないの?

前述の通り、ケンタッキーでは1羽の鶏から決まった数のピース(9ピース)をカットしています。特定の部位だけ売れてしまうと、他の部位が余ってしまい、商品として成立しなくなってしまうからです。「みんなで公平にシェアする」というのが基本スタンスなんですね。

ただし、店舗の在庫状況や、購入する本数(例:3ピース以上買う場合など)によっては、「サイ抜きで」や「ドラムを入れてほしい」といった要望を聞いてもらえるケースも稀にあるようです。あくまで「お店のご厚意」であり、断られるのが普通だと思っておきましょう。無理な注文は避け、「どの部位が来てもそれぞれの良さを楽しむ」のが、スマートなケンタッキーファンの流儀と言えそうです。

部位の組み合わせには「法則」がある?

実は、提供されるピースの組み合わせには、カロリーやボリュームのバランスを取るための「組み合わせの目安」が存在すると言われています。

  • サイ(大・脂多)+ ウイング(小): ボリューム満点のサイには、小さめのウイングを合わせてバランスを取る。
  • ドラム(中)+ リブ(中): 食べやすいドラムには、骨のあるリブを合わせる。

もし「2ピースセット」を頼んでこの組み合わせが来たら、「お、綺麗なバランスで来たな」とニヤリとしてみてください。国産鶏を余すところなく味わい尽くす、それがケンタッキーの醍醐味なのです。

冷めたチキンの温め直し方

テイクアウトして家に帰り、さあ食べようと箱を開けたとき、チキンがすっかり冷めてしまっていた…。そんな経験、誰にでもありますよね。揚げたてのあの芳ばしい香りや、カリッとした衣の食感が失われていると、少し悲しい気持ちになります。

だからといって、適当にお皿に乗せて電子レンジの「あたためボタン」を押すのだけは、絶対にNGです! レンジだけで温めると、肉汁などの水分が衣に移ってしまい、「ベチャッとした油っぽいチキン」になってしまうからです。

ここでは、私が実践している「お店の揚げたての味を90%以上再現する」最強のリベイク(温め直し)術を伝授します。少し手間はかかりますが、やる価値は絶対にあります。

電子レンジで中まで熱を通し、オーブントースターとアルミホイルを使って衣をカリッとさせる2ステップの温め直し方を解説した図。

手順①:電子レンジで「中まで」熱を通す

まずは、冷たくなってしまったお肉の中心部を温めます。

【ここが重要】ラップは絶対にしない!

ラップをかけると水分がこもってしまい、衣が湿気てしまいます。水分を逃がすために、無防備な状態でレンジに入れます。

  • 目安: 1ピースにつき、500W〜600Wで30秒〜1分程度
  • 状態: チキンがほんのり温かくなればOKです。やりすぎるとお肉が硬くなるので、「ちょっとぬるいかな?」くらいで止めるのがコツです。

手順②:オーブントースターで「衣」を蘇らせる

次が仕上げの工程です。ここで衣の水分を飛ばし、カリッとした食感を復活させます。

魔法のアイテム「シワシワアルミホイル」

トースターの受け皿にアルミホイルを敷くのですが、この時、一度手でくしゃくしゃに丸めてから、広げて敷いてください。

こうすることでチキンとホイルの間に隙間ができ、余分な油が溝に落ちてくれます。衣が油でギトギトになるのを防ぎ、裏面もカリッと仕上がります。

  • 加熱時間: 1000W(またはトースト設定)で1〜2分程度
  • 注意点: ケンタッキーの衣は焦げやすいので、目を離さないように! 表面からチリチリと音がして、油が浮き出てきたら完成の合図です。

もし焦げそうになったら、チキンの上からふわっとアルミホイルを被せてください。

食べきれない時はどうする?「保存と解凍」のルール

「とりの日パックを買いすぎて余ってしまった…」という場合は、正しい方法で保存すれば翌日以降も美味しく楽しめます。

保存方法 手順とポイント
冷蔵保存

(翌日食べる場合)

粗熱が取れたら、1ピースずつラップでぴっちりと包み、密閉容器(ジップロック等)に入れて冷蔵庫へ。

※乾燥を防ぐために「個包装」するのが鉄則です。

冷凍保存

(数日後食べる場合)

冷蔵と同じく1ピースずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。

食べる時は、冷蔵庫で自然解凍してから、上記のリベイク手順を行ってください。いきなりレンジにかけると加熱ムラができやすいです。

このリベイク手順を踏めば、翌日のチキンでも「外はカリッ、中はジューシー」な国産ハーブ鶏のポテンシャルを再び引き出すことができます。ぜひ試してみてくださいね!

ケンタッキーの国産ハーブ鶏まとめ

アルミホイルに乗った美味しそうなチキンの写真と共に、素材の真実、賢い選択、達人の流儀といった記事の要点を振り返るスライド。

今回は、ケンタッキーの「国産ハーブ鶏」に関する噂の真実や、美味しく食べるための情報についてまとめてみました。

記事のポイントまとめ

  • オリジナルチキンは100%国内産の鶏肉を使用している。
  • 「ハーブ鶏」とは味付けのことではなく、ハーブを食べて育った高品質な鶏のこと。
  • ハーブ飼育により臭みが抑えられ、スパイスの香りが引き立つ。
  • ナゲットなど一部の加工商品は輸入肉の場合がある。
  • 28日の「とりの日」やトースターでの温め直しを活用すると満足度アップ。

ケンタッキーが美味しいのは、あの秘伝のスパイスだけでなく、その味を受け止める鶏肉そのものの品質が高いからなんですね。安心できる国産鶏が使われていると知ると、これまで以上に美味しく感じられる気がしませんか?

次に食べる時は、ぜひ「これはどこの産地かな?」とレシートを確認してみたり、部位ごとの味の違いをじっくり楽しんでみてくださいね!

※本記事の情報は執筆時点の調査に基づくものです。メニューの内容や産地、価格は変更される場合があるため、最新の正確な情報は必ずKFC公式サイトをご確認ください。

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